Repimax & Ink

リピマックスとリピマックス専用のインクを使って検証してみました。スタンプ出来る回数は、製品の大きさ、インクの量やスタンドに置く時間、押す力によっても変わってきます。 今回は当社リピマックス5号でテストしてみました。ご参考になれば幸いです。

インク浸透テスト

 テストには当社のリピマックス5号6連ゴシック体(RMX-6G5)を使用しています。写真をクリックすると拡大します。

① リピマックス5号6連ゴシック体(品番 RMX-6G5)

➤ 箱から出した新しい状態でテストしています。

② スタンドの準備

➤ スタンドを上から見た写真
新しいマットに充分インクを浸み込ませて、少し水たまりっぽいぐらいでテストしています。

③ インク浸透テスト

➤ 10分後写真
浸透帯の数字にインクが浸み込んできています。通常に数回押すのには充分押せます。

④ インク浸透テスト

➤ 30分後写真
数字から台座の方にインクが浸み込んできて、帯にさらに浸透が進んできています。

⑤ インク浸透テスト

➤ 240分後写真
浸透帯の数字からさらに数字の周りの台座にもインクが浸みわたり充分に浸透しています。

インク浸透テスト拡大写真

➤ 浸透テストのまとめ
スタンドに充分にインクがあり、1時間以上浸透させて横から見た写真のように帯の数字の部分・台座全体にインクが完全に浸み込みますと、 連続捺印が可能です。

捺印テスト

 インク吸収テストの240分後、実際に捺印した写真です。当社のリピマックス5号6連ゴシック体(RMX-6G5)を使用しています。写真をクリックすると拡大します。

① 捺印テスト(1~100回)

左の写真は、新しいマットにインクを補充後240分スタンドに置いて捺印したものです。1回から100回まで捺印できました。途中スタンドに戻していません。 A4のコピー用紙に捺印したものを掲載しています。

Point

➤ 1~100回までスムーズに押せます。

② 捺印テスト(101~200回)

左記(捺印テスト①)の続きから捺印してします。インクスタンドに戻していません。101回から200回まで捺印できました。 インクは200回ぐらいまでは捺印したスタンプの色も安定しています。

Point

➤ 101~200回までスムーズに押せます。

③ 捺印テスト(201~300回)

さらにスタンドに戻さずに押してみました。250回目以降ぐらいから少し薄くなってきていますが、まだ押せています。 数字の表面のインクが少なくなってきても台座のインクの浸透があるのでまだ押せています。

Point

➤ 201回~300回目になると、捺印は可能ですが、後半少しずつ薄くなってきています。

④ 捺印テスト(301~400回)

スタンドに戻さずに300回以上になると捺印可能ですが、だんだんとインクの薄さが目立ってきます。画像で判断をお願いします。

Point

➤ 300回以上はかなり薄くなります。

インクテスト

 捺印テスト後に10分スタンドに戻して連続で押せるかテストしてみました。画像をクリックすると拡大します。

① 回復テスト(インクの吸収)

捺印テストからさらに100回押してほとんど押せなくなった状態で(500回)、10分間スタンドに戻して100回押せるかテストしています。 帯にインクがほとんどなくなった状態であっても、10分すれば連続捺印可能なことがわかりました。

Point

➤ 帯にインクがなくなってから、10分間スタンドに戻して100回押してみた画像です。10分スタンドに戻すとかなり綺麗に連続捺印します。

② 回復テスト(帯の回復-1)

回復テスト①の後今度はスタンドに戻さずに5分間そのまま置いて連続捺印可能か検証してみました。スタンドに戻していないので、帯の台座で吸収しているインクが回復するかどうかのテストです。 スタンドに戻さなくても連続捺印ができることがわかりました。

Point

➤ スタンドに戻してない状態ですが、時間をおいて捺印すると台座に浸透されたインクで回復して捺印できました。

③ 回復テスト(帯の回復-2)

回復テスト②、100回捺印後スタンドに30分間置いてみました。100回連続捺印できました。一度台座までしっかりと吸収し、捺印した後の再度のインク吸収は30分あれば十分です。数回ならもう少し時間を短くても大丈夫です。

Point

➤ 30分あれば充分インクが帯に入り連続捺印可能です。数回の捺印なら時間はもう少し短くでも大丈夫です。

④ テストのまとめ

真新しい状態でテストした結果、連続捺印したい場合は2時間ほど浸透させて、帯と台座の方にインクが充分に浸透すると連続して100回以上の捺印ができることがわかりました。スタンドに戻さず、しばらく置くとインクが残っている場合、台座の方からもインクの浸透が文字の方にすることがわかり 数回押せるように回復してきます。いずれもスタンドのインクの量や、浸透させる時間、製品の大きさ状況で変わります。

Point

➤ 台座の方まで充分にインクがあると、連続100回は捺印可能なことがテストの結果わかりました。スタンドに戻さなくてもインクの吸い上げが台座に残っていた場合は回復しますので、数回はスタンプ可能です。

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